ビビらせて降ろす!オランダのトリックテイキングゲーム「ツーペン」
ツーペンはどんなゲーム?
トランプさえあれば遊べる、オランダ生まれの心理戦ゲームです。
ざっくり言うとトリックテイキング+ポーカー。
※トリックテイキングって何?という方はこちらの入門記事をご覧ください。
プレイ人数:3〜8人
プレイ時間:10〜20分
使うもの:トランプと、得点チップ(あれば)
🟠概要
- 4トリックだけプレイし、最後の4トリック目を取れなかったプレイヤーが減点となります。
- 誰かが持ち点の10点を失ったら、その人の負けでゲーム終了。
- ゲーム中はいつでもテーブルをノックして、減点数を上げる、ポーカーでいうレイズが出来ます。
- カードの強さよりも、いつ減点数を吊り上げて、いつ降りるかの読み合いが熱い!
ゲームの準備
- トランプの各スートの2〜6を抜いた32枚のカードを使用します。
- 全員がライフを10点持ちます(紙に書くかチップを配ります)。
🟠カードの強さ
強い順に、10 > 9 > 8 > 7 > A > K > Q > J がオリジナルルールの強さ順ですが、遊びやすくアレンジしてもゲームに影響はありません。
ゲームのプレイ手順
🟠ディール
- 適当な方法でディーラーを決めます。2ラウンド目以降は前ラウンドで最後にトリックを獲得したプレイヤーがディーラーになります。
- ディーラーの左隣のプレイヤーから順に、時計回りに1枚ずつ、計4枚のカードを裏向きに配ります。残りは山札としてテーブル中央に置きます。
- 【任意】各プレイヤーはカードを確認し、手札にA・K・Q・ Jのカードしかない場合(カードの弱い順に4ランク分)、それらを自分の前に裏向きに置いて、山札から4枚を引きなおすことが出来ます。
※交換する際の順番は確認できませんでした。順番も任意でいいと思います(その方が面白いと思うし)。
- 【任意】もし望むならA・K・Q・ J以外のカードを持っていても、あたかもA・K・Q・ Jしか持ってないように振る舞って山札と交換出来ます。
- 【任意】他のプレイヤーは交換のため裏向きに置かれた4枚のカードに対して「チャレンジ」と宣言できます。
- チャレンジ宣言がされた時、裏向きに置かれたカードを表向きにして内容を確認します。
- もしA・K・Q・ J以外のカードが含まれていたら、交換したプレイヤーはライフ1点を失います。そうでなければチャレンジ宣言をしたプレイヤーがライフ1点を失います。
- チャレンジの成功/失敗に関わらず、交換は有効です。新たな手札でラウンドをプレイします。
🟠プレイ
- ディーラーの左隣のプレイヤーがリードプレイヤーとなり、手札から1枚出します。
このとき出されたスートをリードスートと呼びます。
- 以降のプレイヤーは時計回りに1枚ずつカードを出しますが、リードスートと同じスートを出さなくてはなりません。
もし持っていなければ何を出してもかまいません(マストフォロー型トリックテイキング)。
- リードスートのうち、一番強いカードを出した人がそのトリックを取り、次のリードプレイヤーになります。これを4回繰り返します。
- 最後のトリックを取った人がラウンドの勝者です。勝者以外全員が、ライフを1点失います。途中のトリックは失点に影響しません。
🟠ノック
- ツーペンプレイ中は、いつでもテーブルをノックしてプレイを中断出来ます。
- ノックすることにより、そのラウンドの失点が1点増えます。
- ノックしたプレイヤーの左隣のプレイヤーから時計回り順に「ステイ(残る)」か「フォールド(降りる)」かを選びます。
当然ノックした張本人はステイですから、宣言の必要はありません。
- フォールドした人はその時点の減点数分のライフを払い、手札を裏向きで自分の前に伏せて、そのラウンドから抜けます。
全員がフォールドした場合は、ノックした人がラウンドの勝者になります。
- ノックはプレイ中に何度でも出来ます。
ただし、同じ人が連続でノックすることは出来ません。
また、ノックすることで減点が自分の持ち点を上回るようなノックも出来ません。
- もしリードプレイヤーがカードを出す前にフォールドした場合は、その左隣のプレイヤーが新たなリードプレイヤーとなります。
- 珍しいパターンとして、勝負がついたあとにもフォールドが出来ます。ラウンドの勝者が決まったあと、勝者がフォールドしたときは残った全員が減点となります。
🟠減点例
| ノック回数 | フォールド時の減点 | ラウンド敗北時の減点 |
|---|
| 1回 | 1点 | 2点 |
| 2回 | 2点 | 3点 |
| 3回 | 3点 | 4点 |
🟠特殊アクション【口笛と起立】
ツーペンでは手札枚数によって特殊なアクションをする必要があります。
配られた手札のうち、10(最強カード)もしくはJ(最弱カード)の枚数によって特殊アクションが異なります。下記の表に従って実行してください。
| 手札 | やること |
|---|
| 10が3枚 | 【強制】口笛を吹く |
| 10が4枚 | 【強制】起立する |
| Jが3枚 | 【任意】口笛を吹く |
| Jが4枚 | 【任意】起立する |
※以上の要素から、ツーペンをプレイ中にみだりに口笛を吹いたり立ってプレイすることは出来ません。
ゲームの終了
ライフを10点すべて失ったプレイヤーが出た時点でゲームは終了し、ライフをすべて失ったプレイヤーが敗北となります。
※元々はパブで敗者が酒を奢るミニギャンブルとして遊ばれていたため、敗者だけを決めて終わるゲームなんだそうです。