ボードゲーム初心者の方がボドゲ会やカフェで顔をひきつらせて「聞いたことないゲームばっかり」「2時間以上かかるゲーム…!?」と、軽く引いちゃってるのを見たことあります(私の妻とか)。実際、ルールもプレイ時間も重たそうな“重ゲー”は、初心者にとって敷居が高く見えるものです。
この記事では、初心者の方が安心して参加できるよう、私がルール説明で心がけていることを5つにまとめました。重ゲーと言われる物でも、やってみると意外とすんなり遊べちゃったりしますから、これで敷居が下がるといいなと思っております。
熱量は伝染します。
そのゲームの面白さを自分が信じているから、ルール説明も自然と熱がこもるし、聞いている人にも「ちょっと面白そうかも」と感じてもらえると思ってます。
知らないゲームを前にした時の不安って、結構大きいので「私はこれが好き」と言い切ることで、相手の“やってみよう”の気持ちを後押ししています。
「うわ、複雑そう…」って思われるゲームでも大丈夫。どんなゲームも、ルールを分解して、例えば手番でやることにフォーカスすれば、実は3つか4つから選ぶだけ、だったりします。
だから「4つから選ぶだけです!簡単です!」と言っておく。全部を一気に覚えようとせずに、細かく分けながら、「〇〇するだけ!簡単です!」って言いながら進めると敷居が下がって安心してもらえます。
(ちなみにこのやり方は、先輩ゲーマーの受け売りです。もろパクリです!感謝してます!)
人間、目的がわかってる方が行動しやすいんです。
説明の最初に「このゲームでは最終的に○○を目指します」と伝えると、それ以降のルールが全部“意味のある情報”として頭に入ってきます。
たとえば「一番お金を集めた人が勝ちです」と分かっていれば、「お金を得る方法」の説明にも集中しやすい。
ゴールが見えていないと、ルールがただの雑音になってしまうので、これはすごく大事にしています。
カードごとにたくさん特殊能力があったり、参照する項目が多いゲームでは、最初から全部覚えるなんて無理です。
だから、その場その場で「ここはこういう効果です」と補足していくスタイルにしています。
「今はこれだけ覚えておけばOK!」という安心感を持ってもらえると、気楽にゲームに入ってもらえます。
これは一番言いたいことかもしれません。質問って、悪いことでも気まずいことでもないんです。
ゲームが止まるのはぜんぜん構いません。むしろ、ちゃんと理解してもらってから進むほうが絶対に楽しい。
「また聞いたら悪いかな…」なんて空気を無くしたいので、何回でも質問ウェルカム!って雰囲気を徹底して伝えるようにしています。
ボードゲームって、やってみると本当に面白くて、「なんでもっと早く遊ばなかったんだろう!」って思える趣味です。でも最初の一歩は、かなりドキドキするもの。
だからこそ、安心して遊べる空気を作ることが、主催者として私の大事な役割だと思っています。分からないところは何度でも聞いてください。
ミスしても大丈夫。楽しんだもん勝ちです。少しでも敷居下がって興味が持てたら、ぜひ気軽に遊びにきてくださいね!